1. HOME
  2. ブログ
  3. コトバが持ち合わせる重要性。/『ガード下の赤ちょうちんから、愛を込めて。』no.11

コトバが持ち合わせる重要性。/『ガード下の赤ちょうちんから、愛を込めて。』no.11

『ガード下の赤ちょうちんから、愛を込めて。』vol.11

新年明けましておめでとうございます。
新年早々、新年会なのか、若い男性2人組が、ハイボール片手に何やら熱く語っています。
ちょっと覗いてみましょう。


 

Aさん
箱根駅伝、見ました?

Bさん
あー、ちょいちょいな。結果、東海大の総合優勝だろ?

Aさん
確かに、総合優勝は東海大でしたけど、往路の優勝は東洋大、復路の優勝は青学なんですよ。

Bさん
は?なんでそうなるんだよ。

Aさん
東海大は往路も復路も2位で、総合は優勝。なんか、プロ野球のクライマックスシリーズの下剋上みたいですよね。

Bさん
なんだか、よくわからないけど、すごいんだな。

Aさん
この下剋上優勝は95回の歴史の中で、過去7校しかやっていないんですよ。

Bさん
でも、まぁ、青学の追い上げはすごかったよな。復路はバンバン区間新を出していたし。

Aさん
そうですよね〜。まぁ、復路のツケが来たって感じですよね。

Bさん
それだけじゃない気がするけどな。

Aさん
どういうことです?

Bさん
ん〜…

改めまして、明けましておめでとうございます。
今年も、佐藤洋介ブログ『ガード下の赤ちょうちんから、愛を込めて。』をよろしくお願いいたします。

私の年始の楽しみといえば、なんと言っても「箱根駅伝」です。
今年は青山学院大学が5連覇を達成するか?それともそれを阻止する大学が出てくるのか?
というのが注目の的でした。

スタート時点で大東文化大学の第一走者が転倒。足首を捻挫したまま走り切るという波乱の幕開け。
さすがに花の2区。各大学ともにエースを送り込み、かなりのデッドヒート。
しかし、最後は東洋大学が往路優勝という結果となりました。
この時点で青山学院大学はなんと6位。順位だけを見れば、巻き返せるのではないか?と思いますが、タイム差が5分30秒。
さすがの青山学院大学もこの差をひっくり返すのは難しいのでは?と思いました。

そして復路。
7区で東洋大学を捉えた東海大学が、トップに躍り出て、そのままトップでゴールへ。
しかし、青山学院大学も底力がありました。
6区、7区、9区は区間トップ。8区、10区であっても区間2位。6区の小野田選手は22年ぶりに記録を塗り替えるという大記録まで打ち立てました。
結果、青山学院大学は復路優勝。

しかし、総合優勝は東海大学が出場46回目にして初優勝。
本当におめでとうございます。
これだけの技術力があり、精神力ががある青山学院大学ですが、ほんのちょっとの差で5連覇を逃した原因はなんだったのでしょうか?

私は、コトバの差だと思いました。

大会後の原晋監督のコトバを集めてみると、

「厳しいな・・・。簡単に返せるタイムじゃない」

「箱根駅伝は難しい。何が起こるか分からない」

と漏らしたと言います。
さらには、

「誤算は4区」

「(岩見は)低体温症の報告を受けた。3大駅伝初出場だから過度の期待をかけてしまったのかな」

と語ったと言います。

そして、

「甘えがあった。50歳を過ぎて<優しく>なってしまった。<こだわり><しつこさ>がなくなった。私自身、もっと心を鍛えないといけない。連覇を重ねるごとに<進化>を恐れてしまった。現状維持は<退化>でしかありません。常にチャレンジ精神がないと勝ち続けられません」

などとコメントされました。

もちろん、こんなことを選手も聞いている中で言える原晋監督もすごいなと思います。
相当、選手との間に信頼関係がなりたっているのでしょう。

私が一番、納得したのは、

「連覇を重ねるごとに<進化>を恐れてしまった。現状維持は<退化>でしかありません。」

という部分。

さすが名将だな、と思います。

過去の栄光や成功はとても心地よいもの。
それは誰しもがそうだと思います。
だからこそ、「以前はこうだった」「前やった時は、こういう結果になった」と囚われてしまうのです。
囚われれば、そこから抜け出すのは大変。進化することより、現状維持の方が安全で、はるかに楽です。
私は、原晋監督がこのことを言っているのだと思いました。

もちろん、過去の栄光や成功は大事です。
しかし、それに囚われていてもいけない。時には捨てる覚悟も必要になります。

2019年は、いろいろなチャレンジをして、進化できる年にしていきたいですね。

 

佐藤 洋介メンバーページへ
大学(日本史専攻)を卒業後、採用コンサルティング会社・ソフトウェア開発会社を経て、2018年にフリーランスへ。「人材の成長を促し、組織の成長サイクルを加速する」をモットーに、性格タイプ理論をもとにした人材採用領域、研修領域でビジネスを展開。近年は対話型組織、人間学にも注力し、組織に所属する人たち一人ひとりが輝ける場づくりを実践している。…続きを読む

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事