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我慢強い人材は、組織にとって諸刃の剣/『ガード下の赤ちょうちんから、愛を込めて。』no.4

『ガード下の赤ちょうちんから、愛を込めて。』vol.4

今日もガード下にある、壁は油まみれの、安い焼き鳥屋では、ネクタイを緩め、腕まくりをしている精悍な顔つきの中年男性と、同じく腕まくりをしてはいるものの、やや顔色の悪い中年男性とが、久しぶりの再会を祝してビールを飲んでいるようです。


 

「久しぶりだな。○○支社以来か?」

「そうですね。もう6年前くらいですね。」

「そうか。お互いに歳をとったもんだな。まぁ、今日は飲もうや。」

「すみません、先輩。わたし、ドクターストップがかかっていて、そんなに飲めないんですよ…」

「なんだ、どこか悪いのか?」

「ええ…。胃の方が…。先日の健康診断でひっかかって、胃カメラ検査をしたら胃がかなり荒れてて、潰瘍とポリープがみつかりましてね。」

「おいおい、そんな不摂生な生活をしてたんか?」

「いや、ストレスらしいです…」

年齢を重ねてくると、飲みながら、健康についての会話が増えますよね(笑)
どこが悪い、ここが悪い。
これが健康に良い、これは悪い、などなど。
TV番組でも、毎日必ずどこかで健康にまつわる番組を見かけるくらいです。

さて、そんな中でストレス性での健康悪化はどうすればよいのでしょうか?

いまでも行なっている企業はあると思いますが、一時期、採用における「ストレス診断」やストレス耐性を見るための「圧迫面接」などというものが流行りました。

企業側としては、ストレス耐性が低く、入社後に負荷の高い仕事をさせて病気になったり、上司に注意されて凹んでいたりするようじゃ困るというのはわかります。当然、ストレス耐性の高い人材を採用するわけです。

ストレス耐性の高い人材というのは言い換えると「我慢強い人材」ということです。

黙々と文句を言わずにやり抜く人材
ちょっとやそっとじゃへこたれない人材
どんな労働環境でも大丈夫な人材
などなど…。

企業はこういう人材を好きですよね(笑)

あえて言うのであれば、企業はこうした「我慢強い人材」を採用し、組織の中で我慢させ、さらに仕事でも我慢させ続けるのです。つまり、企業は「我慢強い人材」にあぐらをかき、変えるべきところに目をつむり、治そうとはしない。

どんなに我慢強い人でも限界は来ます。限界とは精神的な部分と肉体的な部分。

どんなにストレス耐性が高い人でも、我慢強い人でも、見えないところに歪みは生じているのです。

精神的に我慢の限界に来た人は、離職していくでしょう。
肉体的に我慢の限界に来た人は、歳を重ねていくと病気になって行くでしょう。

人は、各々にストレスを受ける出来事が違います。
そして、ストレスを受けると出てくる症状(状態や感情)も違います。
それは性格タイプによって9つあるのですが、それをきちんと認識しておかないと、
我慢の限界を見過ごしてしまうことになるのです。

これを読まれている経営者の皆さま、自社の社員さんたちのストレスを受ける出来事は何か、把握していますか?
そして、9つのタイプ別に、どんなストレス症状が出てくるかを把握していますか?

 

 

佐藤 洋介メンバーページへ
大学(日本史専攻)を卒業後、採用コンサルティング会社・ソフトウェア開発会社を経て、2018年にフリーランスへ。「人材の成長を促し、組織の成長サイクルを加速する」をモットーに、性格タイプ理論をもとにした人材採用領域、研修領域でビジネスを展開。近年は対話型組織、人間学にも注力し、組織に所属する人たち一人ひとりが輝ける場づくりを実践している。…続きを読む

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