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新入社員の受け入れ準備(岩田徹ブログ no.13)

手塩にかけて活動し、ようやく確保した新卒内定者。
いよいよ入社が近づいてまいりました。
大きな希望と数々の不安を抱きながら、
意を決して入社してくる新入社員。
そんな新入社員をどう育成するか。
受け入れ側の準備は万全でしょうか?

人がなかなか育たない、そもそも育成する文化や風土がない、
というご相談をよくお受けしますが、
一部の担当者に任せているだけでは、
文化や風土を醸成することはできません。
ましてや一朝一夕にできるものでもありません。

では直前に控えた入社を見据え、
新入社員の受け入れに対して今、何をすべきでしょうか。

多くの企業では、4月初日に入社式を執り行い、
数日間の集合研修を経て、
OJT(on the job training)へと移行します。

入社式、そしてその後の集合研修までは
大半の企業が準備を万全にし、仕組みを作っています。
新入社員も、入社後という高いモチベーション状況ですので、
この期間での失敗はほとんどありません。
あるとするなら、採用ミスくらいでしょう。

新入社員の受け入れに際して重要な期間。
それはOJT期間です。
ここで新入社員は野に放たれ、
仕事、考え方、価値観を学んでいきます。
そして入社前に抱いていた自分像、仕事像、会社像と、
実際の自分、仕事、会社とのギャップや矛盾に悩み、
苦しみ、自分なりに答えを見つけ成長していきます。

このOJT期間の仕事への向き合い方で、
成長角度が大きく変わります。
まさに、三つ子の魂百まで、です。
この期間にいい習慣を身に着けることができるか、
が非常に大切です。

ですが、受け入れ側に盲点があります。
それは、育成担当に選ばれていない先輩の存在です。
人間は良くも悪くも、長いものにまかれます。
朱に交われば赤くなります。
どれだけ良い習慣を身に着けてもらおうと、
できる社員に育成しようとプログラムを作っていても、
新入社員を取り巻く先輩社員の習慣や行動に差があれば、
それは即ち悩みの種であり、育成の妨げになります。

ルールや規則は上から破られる。
という言葉もあります。

今一度、直前に控えた新入社員の受け入れに対して、
一部の担当者に任せきりになるのではなく、
会社全体として、何を大切にすべきか、
新入社員期間にはどこまで成長してもらいたいか。
褒める行動、叱る行動、身に着けるべき良い習慣、
最低限守るべきルールなどを整理し、
全社員を巻き込み、全員で新入社員を育成するんだと決意してください。

人は教えられたように教え、育てられたように育てます。
それは良くも悪くも脈々と受け継がれ、
それが文化や風土となっていきます。
そうであるのならば、良い文化、良い風土を作っていこうではありませんか。
それが企業の成長の礎となるのですから。

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1974年生まれ、大阪府吹田市出身。大学卒業後、1997年に採用コンサルティング会社の株式会社ワイキューブに入社。中堅・中小企業様の採用活動支援、人材育成支援を行い、多くの企業の採用成功と人材育成、定着アップに貢献。…続きを読む

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