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不活性組織を活性化する方法(岩田徹ブログ no.10)

水槽にピラニアと金魚を共生させるとどうなるか。
当然ピラニアは金魚を食べてしまいます。
ですが、水槽の真ん中に透明のアクリル板を設置し、
ピラニアと金魚を分けて水槽に入れるとどうなるでしょうか。
当初はピラニアは金魚を襲いにかかります。
しかしアクリル板に何度も何度も跳ね返され食べることができません。
一定期間繰り返されると、ピラニアは金魚を食べることができないとインプットされ、
次第に金魚を襲わなくなります。
この状態でアクリル板を外します。
するとどうでしょうか。見事にピラニアと金魚が同じ水槽で共生します。

これは今流行のダイバーシティと言うのでしょうか。
違います。
ピラニアが元々持っている能力が発揮されていない状態。
「どうせ襲っても食べれない」という悪しき常識がはびこっている状態。
つまり組織として不活性状態にある状態です。
この不活性状態を活性化させるにはどうすればよいのか。

答えはシンプルです。
新しい一匹のピラニアを投入するのです。
新しく水槽に入ったピラニアは水槽内の常識には染まっていないため、
金魚に襲いかかります。
そうなると周りのピラニアも本能を呼び戻し、金魚に襲いかかるようになります。

皆様の会社、組織はピラニアと金魚が共生しているでしょうか?
それとも元々皆様が持つスキルや能力を発揮できている活性化した状態でしょうか?
得てして組織は拡大する中で、様々なその組織固有の常識が生まれます。
私は職業柄、今まで多くの組織を客観的立場で見ることができました。
その中で、固有の常識が邪魔をして
動きが取りづらくなっている方々を目にすることも多々あります。
また即戦力を期待して採用した中途人材が、
様々な組織のしがらみに身動きが取れなくなり、
期待通りの活躍ができず、退職していく姿も見てきました。

「期待していたほど活躍できなかったね。」
「職務経歴書は立派だけど、大したことなかったね。」
その時の経営者の皆様の反応はほぼ同じです。

そうではなく、組織内にある透明のアクリル板の存在を認め、それを取り払い、
その上で意欲ある新しい人材を投入できる会社、組織は再び輝きを取り戻し、
組織の構成員それぞれが本来持つ能力を発揮していると言えます。

皆様の組織はいかがでしょうか?
悪しき慣習や常識がはびこっていませんか?
定期的かつ客観的に組織を見直してみることをおススメします。

 

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1974年生まれ、大阪府吹田市出身。大学卒業後、1997年に採用コンサルティング会社の株式会社ワイキューブに入社。中堅・中小企業様の採用活動支援、人材育成支援を行い、多くの企業の採用成功と人材育成、定着アップに貢献。…続きを読む

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