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危機感、実利感、使命感(岩田徹ブログ no.9)

人が自発的、能動的に行動を起こすには、
危機感、実利感、使命感の3つがあるそうです。
しかし危機感で動いていると長続きせず疲弊感が漂う。
やがて元気も笑顔もなくなり、仕事であれば離職につながる。
実利感で動いていると利がある時は動くが、利がなくなると途端に動きが止まる。
また利はあっても欲が大きくなり、さらに大きな利を求めるようになる。
使命感は、危機感から来る強迫観念や、利益追求型の実利感とは違い、
大きなビジョン、目標に向かって動けるため、
動きを抑制しようにも抑制できないくらい、強いパワーを生み出す。

採用支援や組織強化の仕事をさせて頂いて長い年月が経ちますが、
使命感を持つ会社、組織は非常に前向きなエネルギーを発し、
人が集まる会社になっています。
危機感や実利感が強い会社、組織は外部環境に影響されることが多く、
また権力が一部に偏っており、雇用する側とされる側で大きくマインドが違います。
だからこそ、採用であれば予算を投下し、人を集める活動を行うことになります。
組織の定着にもほころびが生じており、決していい組織とはいい難い、
そんな印象を受けます。

最近採用を支援している2社はどちらも使命感の強い会社であり、
社会的意義の大きい会社です。
しかし組織への使命感の浸透度は雲泥の差があり、
よって人材の定着率には大きな差があります。
ある会社は交通の便が非常に悪い、いわゆる田舎にありますが、
地域貢献度が非常に高い仕事を行っており、地域での知名度も抜群。
住民からも愛されており、常日頃から自社の使命感を感じるところが随所にあります。
一方の会社は都心にあり、ハンデを背負った方に向けた
他社にはない独自の製品を製造販売しています。
設立の経緯や開発の背景など、知れば知るほど素晴らしいものですが、
残念ながら組織への理念の浸透度は低く、また、
通常業務内で自社の存在意義を実感する機会が少なく、
定着率もよくありません。

強い会社、強い組織は自社の存在意義や考えが浸透し、
使命感を持って自発的に動いているケースがほとんどです。
今一度、自社の設立の経緯、今までの歴史、目指す世界観を共有し、
危機感や実利感ではなく、使命感を持って動ける組織づくりを進めていければと思います。

 

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1974年生まれ、大阪府吹田市出身。大学卒業後、1997年に採用コンサルティング会社の株式会社ワイキューブに入社。中堅・中小企業様の採用活動支援、人材育成支援を行い、多くの企業の採用成功と人材育成、定着アップに貢献。…続きを読む

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