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危険人物の入社を事前に防ぐために(岩田徹ブログ no.5)

「仕事探しはIndeed。バイト探しもIndeed。」のCMで
すっかりお馴染みになったIndeed社を、
2012年9月に600億円~800億円(推測)もの金額で買収したリクルート。
買収当時は日本では馴染みがない企業だったため、様々な憶測が流れましたが、
現在の求人検索においてのIndeedの存在感を考えると、その買収は成功だったと言えるでしょう。
そのリクルートが2018年5月に求人企業レビューサイトを運営する米・グラスドア(Glassdoor)を約1270億円で買収しました。
グラスドアは、企業の口コミ情報を収集しており、その種類は企業評価、CEO評価、給与、福利厚生、面接時の質問や感想などが含まれており、アメリカの採用市場において、その存在感を高めてきました。
日本国内にも転職会議やVorkers、会社の評判など、口コミサイトはその存在感を高めています。
今では就職活動や転職活動において、エントリー前、面接前後、内定承諾前など、
様々なタイミングで口コミ情報を参考にする機会が増えてきました。
実際に元社員や現社員の生の声が寄せられている口コミサイトですから、
その情報の信ぴょう性はそれなりにあり、
特にここ数年、企業の採用活動に影響するようになっています。

給与について、キャリア形成について、社内の雰囲気、人間関係について、
入社理由と退職理由、残業についてなど、様々な角度で記載されています。
応募者は面接時に聞いたこと、聞けなかったことをサイトで再確認し、
次回の面接時に突っ込んだ質問をする、という流れになっています。
転職の口コミサイトのうまい仕組みは、
転職希望先の口コミを見ようとすると会員登録が必要になり、
現在所属している、または以前所属していた会社の情報を
記載しないといけない、という部分です。
それにより、情報の信ぴょう性を高める努力をされているのでしょう。

口コミサイトの記載内容がひどいものになり影響が大きいと、
どれだけ広告費を投下して求人広告を作成しようと、
どれだけ頑張って面接で惹きつけようと、
そもそもエントリーが集まらない、面接に来ない、面接途中で辞退される、
内定を受諾しない、などの事象が発生します。
つまり採用活動がうまくいかない、ということです。
それほど口コミサイトの影響が強くなってきました。

採用活動時における口コミサイトの対策について相談したいという
経営者や採用担当者も増えてきました。
そもそも口コミサイト自体に書かれることについては
一定数の退職者が発生するのであれば致し方ないことです。
が、書かれる内容によっては大きな影響をもたらします。

そうであれば、現社員がやりがいや自社で働く喜びを知り、満足度を高め、
変な書き込みをしないように環境を整備することが大切です。
たとえ退職しても、たとえ他社の口コミ情報が見たくても、
自分は変な書き込みはしないという社員を増やすことが大切です。

とは言ってもそういった組織を一朝一夕につくれる訳ではありません。
長い年月をかけて組織を熟成させていく必要があります。
と同時に、入社前に危険人物なのかどうかを見極める最低限の客観的調査が必要です。

世の中は空前の売り手市場です。
企業が採用のハードルを下げ、どんな人でも採用する、となると、
変な人材が混ざる可能性が高い状況です。
変な人材は関係性がいい時は問題ありませんが、一度ボタンを掛け違うと、
ひどい書き込みをしたりとマイナスな方向にいく可能性が高いです。

個人情報保護法の下、前職調査などで情報収集しづらくなっていますが、
Web上に展開されている応募者についての情報を収集し整理し
危険度を判定するサービスが登場しています。
皆さんの会社は変な口コミは記載されていませんか?
そもそも危険な人物を採用していませんか?

 

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1974年生まれ、大阪府吹田市出身。大学卒業後、1997年に採用コンサルティング会社の株式会社ワイキューブに入社。中堅・中小企業様の採用活動支援、人材育成支援を行い、多くの企業の採用成功と人材育成、定着アップに貢献。…続きを読む

 

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