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成長への最短経路

脳研究者である東京大学大学院薬学系研究科、
池谷裕二教授の面白い実験データがあります。

14匹のマウスに迷路を解かせる実験です。
スタートからエサのあるゴールまで7つの経路がある迷路で、
マウスが最短距離を見つけるまでの時間を計測したものです。
結果、3日〜18日とマウスによって大きな差があったそうです。

実験結果を解析すると、初期段階で行き止まりに入ったり、
何度も同じ道を通ってしまったりと、ミスの多かったマウスほど、
より早く最短経路を見つけることができたそうです。

「失敗は成功のもと」という格言がありますが、
まさにその通りの結果となったようです。

読者の皆様の会社にも、新入社員がいらっしゃるかと思います。
入社して半年が経過し、
成長度合いにも差が出ているのではないでしょうか。

マウスの実験と同様に、初期段階で様々な挑戦をし、
失敗を重ね、より多くの経験を積んでいる新人の成長速度が
早いのではないでしょうか?

社内において、ベテランと呼ばれる人、仕事ができる人、
その道のプロと呼ばれる人は、その道のあらゆる失敗を知っている人、
とも言えるのではないでしょうか。

あらゆる失敗を知っているからこそ、
最短距離で成果を上げるための方法論を持ち、
リスクを回避する術を持ち合わせています。

そんな彼ら彼女らも、新入社員時代は右も左もわからない状態で
試行錯誤を重ね、自らの成功パターンを体得してきたのだと思います。
私もその一人です。

新入社員の育成で悩まれている方は今一度、接し方を見直してください。
新人が失敗する前に、壁にぶつかる前に、リスクを自ら摘み取って、
貴重な失敗の機会を摘み取っていませんか?
経験させるべき機会を奪い取っていませんか?

私が新入社員時代から大変お世話になっている経営者の方から
教えて頂いた言葉があります。

「若いうちに流さなかった汗は、年老いてから涙として流れる。」

若いうちに思い切り仕事をして、たくさん汗をかいてください。
若いうちに流さなかった汗は、年老いてからはどれだけ動いても
汗としては流れず、「若いうちに頑張っておけばよかった。」と
後悔の涙となりますよ、という教えです。

新入社員の皆様は失敗を恐れずにどんどんチャレンジしてください。
若い時の経験は必ず未来に活きてきます。
新入社員を育成する立場の皆様は、かわいい子には旅をさせてください。
成長機会を奪い取ることなく、どんどんチャレンジさせてください。

遠回りしているようで、結果的にはそれが成長への最短経路なのですから。

 

岩田 徹メンバーページへ
1974年生まれ、大阪府吹田市出身。大学卒業後、1997年に採用コンサルティング会社の株式会社ワイキューブに入社。中堅・中小企業様の採用活動支援、人材育成支援を行い、多くの企業の採用成功と人材育成、定着アップに貢献。…続きを読む

 

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