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トップダウンは悪?(平井悟ブログ No.3)

こんにちは、チームデザインコンサルタント平井です。

ここ数年、色々なところで耳にするのが、「うちの会社はトップダウンがすごくて」と、トップダウンが悪かのように表現する言葉。

実際に、トップダウン手法で、不満が多くあがっている組織も多くあるようです。
そのトップダウン手法を悪とし、反対に位置するボトムアップ手法が善とされる風潮があり、トップダウン組織からボトムアップ組織へと掲げる組織も少なくないように感じています。

ここ数年ではティール組織(簡単に言えば、役職、上限関係を排除した自立自走組織。でも、それほど単純な話ではないので、またの機会にお話ししたいと思います。)という組織体が注目され、日本でもティール組織による組織運営を目指す企業も現れてきました(実際に、私のクライアントもティール組織体での運営にチャレンジしています)。

こうした、世の中の流れがあるのも事実なのですが、しかし、本当にトップダウンは悪で、ボトムアップは善なのでしょうか???

ボトムアップの利点として、「風通しがいい」「自分たちの意見が反映されるのでやりがいがある」ということがあげられます。

トップダウン組織に対しては、「ワンマン経営者で強制的」「トップに現場感覚がない」などの不満が上がってきます。

確かに、そういうことが起こりやすいのは事実です。

しかし、それぞれに良い面、悪い面があり、その両方を考えずに、トップダウンが悪、ボトムアップが善という風潮には釘を刺しておきたいなと思います。

下記に、それぞれのメリット・デメリットをいくつかあげてみます。

■トップダウン組織の特徴

<メリット>
・意思決定が迅速
・行動に移すまでが速い
・統率を取りやすい

<デメリット>
・先見性のない経営者だと成長・業績が停滞する
・指示待ち人間が増加する
・クレームや組織課題などネガティブ情報があがってこなくなる

■ボトムアップ組織の特徴

<メリット>
・組織の風通しがよくなる
・自由な発想での意見が出やすくなる
・自発性が向上する

<デメリット>
・意思決定に時間がかかる
・なかなか行動に移せない
・能力の高い自立人材がいないと機能しない

ここからは、私の考えです。

一つの答えとして、「トップダウンは悪ではない」ということ。

今の時代、現状維持は衰退です。変化、スピード、行動力が求められる時代に、よほど余裕のある企業でなければ、ボトムアップ組織では生き残っていけないのではないかと考えています。世の中の景気が良くなったと言われていますが、実感できている人は少ないでしょう。働く人は皆、将来に不安を抱えながら過ごしているのです。

決断力がない経営者の下では、その不安はさらに大きなものになっていくでしょう。

 

前回のブログでは、従業員の声に耳を傾けることをお勧めしました。

そのうえで、経営者や組織のトップが、明確な方向性を指し示し、スピード感をもって組織を運営していくことが重要です。

ただし、旧来型のヒエラルキーに基づく「強制型トップダウン組織」は、従業員のやる気を削いでいきます。

これからは、トップと従業員の信頼関係、従業員の共感を軸とした

「共感型トップダウン組織」

を構築していくことが重要なのではないでしょうか。

具体的な方法が知りたい!という方は、是非ストーンサークルまで、お問い合わせください。

ストーンサークルでは、採用から、教育、離職防止など「ひと」に関わることをあらゆる面からサポートします。ぜひ、お気軽にご相談ください!

 

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1993年 精密機械部品メーカーに就職。社内情報システム部にてプログラマーとしての経験を積む。1999年 IT企業に転職。システムエンジニア、システムコンサルタントとしてのキャリアを積むとともに、管理職として、チームづくりの実践を経験。…続きを読む

 

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