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外食産業で早期離職率が高い企業と低い企業との差は?

人手不足のイメージが強い「外食産業」。
新卒入社者の早期離職が高いという話も聞きますが、本当のところはどうなのでしょうか。

 

株式投資を含めたお金活用術を提供するWebマガジン「MONEYzine」で、外食産業18社の給与と勤続年数に関する記事が公開されました。

外食産業は「新卒の早期離職率が高い」は本当か?リンガーハットら18社の給与と勤続年数をチェック

 

平均勤続年数が長い企業として紹介されているのがリンガーハット。

リンガーハットの従業員平均勤続年数

平均勤続年数はおよそ18年。これはキヤノン(7751)や日本たばこ産業(2914)とほぼ同水準であり、15年強のトヨタ自動車(7203)を上回る。外食企業としては、トップクラスの長さを示しているといっていいだろう。

2017年2月期で、平均給与が751.8万円と高く、平均年齢が43.8歳と高めになっています。
同社はすでに正社員を対象に定年を65歳に延長し、定年延長後も延長以前と同等の賃金・賞与基準とするなど、シニア社員の活用に積極的とのこと。
給与の高さや、これらの施策が良い形で結果に表れているのかもしれませんね。

 

事業会社では、ハンバーカーチェーンのモスフードサービス(8153)の数値が突出しており、従業員約500人の平均勤続年数は15年を超す。サイゼリヤも2000人超の従業員の平均にもかかわらず、11.4年である。平均年齢35.5歳からすれば、入社後の定着率が高いことをうかがわせる数値だ。

ちなみにモスフードサービスの平均給与は637.6万円、サイゼリヤの平均給与は625.5万円でした。

ほかには、吉野家HDとすかいらーくも、従業員平均勤続年数が20年近くあり、平均給与が700万円台と好調です。

 

一方で、勤続年数が短い飲食関連の企業もあります。

持株会社の設立時期によっては平均勤続年数が短く出ることあるようだが、ゼンショーHDやコロワイド、ロイヤルHD(8179)、ドトール・日レスHD(3087)、クリエイト・レストランツHD(3387)、トリドールHDの従業員平均勤続年数は10年未満である。

ちなみに平均給与は400万円から600万円台まで、差があり、最も高いのがドトール・日レスHDの611.2万円。

平均勤続年数が短い企業は、長い企業と比較して、平均給与が低めの傾向はあるものの、必ずしも会社の形態や規模にはよらないようです。

 

例えば、最近ではすかいらーくやロイヤルHDでは、キャッシュレス化の試みを行ったり、営業時間の見直しを行ったり、労働環境の改善を行っています。

どんな施策がベストかは未知数な部分もあります。
しかし、これだけ勤続年数の長い企業があるということは、外食産業も取り組みによって、新卒者の早期離職を防ぐ手立てはあると考えて良さそうです。

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